南海トラフ地震が現実味を帯びてきた今、「避難不要」の耐震シェルターに47倍の問合せ

2024/09/01 配信

南海トラフ地震や避難生活への不安から、ミホ工業株式会社が提供する「避難不要」の耐震シェルターに、問い合わせが急増している。そこで同社では、北海道から沖縄まで全国での施工受付を、本格的に開始する。

■ストレスの多い避難生活

東日本大震災や年初の能登半島地震などでは避難生活が付きものだったが、その避難生活における問題点も広く知られるようになってきた。食料品の不足や栄養の偏り、トイレやお風呂に困る、プライバシーがない、適温が保たれない(寒すぎる・暑すぎる)、睡眠不足、生活リズムの狂い、将来不安などだ。避難生活の現実がテレビ報道などで伝えられるにつけ、できれば避難生活は避けたいと考えるのが一般的と言えそうだ。

■避難不要の耐震シェルターに問い合わせが急増

そんな中、ミホ工業株式会社が提供する「避難不要」の耐震シェルターに問い合わせ件数が急増している。昨年中は2件の問い合わせだったのが、今年に入ってから、能登半島地震や直近の宮崎県沖地震などの影響で1月から8月までに95件にのぼった。ここに来て、地震に対する備えがより具体化してきた。

同社の耐震シェルターは、壁の内部を施工するリフォーム型なので、部屋がまるごと耐震シェルターになる。

なので、被災した時でも、部屋に滞在したまま生活を送ることができる(津波やその他の情報によっては避難が必要)。内側に鉄骨を組み入れて強化し、34tの圧力にも耐えられるように設計されている。工期は10日程度と短く、補助金申請のサポートも行っている。

■非常時でもストレスなく暮らせる安心感

施工した人からは、「高齢の母がいるので、避難生活は考えられない。倒壊の心配がない部屋があれば一先ず安心。」「テレビ報道されているように、受験生がいたり障害者の方がいたりすると本当に大変。非常時でもストレスなく暮らしたいので、今回の施工に至った。」という声が上がっている。

■全国の提携工務店での施工を強化

「高額な建物全部の耐震補強よりも、安価な一部屋の補強で安心を得るのは良い方法。」と、代表取締役の宮崎氏はコメントしている。今回、問い合わせの急増に対応し、北海道から沖縄まで、全国の提携工務店での施工をさらに強化した。

■サービス概要

サービス名：避難不要の耐震シェルター(別名：安全ボックス)
※津波などの情報によっては避難が必要。

価格　　　：6畳タイプ180万円～

◎問い合わせページ

＜リリース元情報＞
ミホ工業株式会社

健美家編集部